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第3師団(だいさんしだん、JGSDF 3rd Division)は、陸上自衛隊の師団のひとつ。 中部方面隊隷下の政経中枢師団〔戦車・重火砲などの野戦装備を縮小し、対テロ・対ゲリラ戦を重視して市街戦装備を優先させた師団〕で、司令部を兵庫県伊丹市の千僧駐屯地に置く。3個普通科連隊を基幹とし、近畿2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っている。師団司令部及び指揮下の13個部隊は、奈良県及び和歌山県を除く近畿2府2県8個駐屯地に配置されている。 師団方針は、『武人の誇り』〔武士、軍人、戦人の意。〕。 == 沿革 == ===第3管区隊=== * 1950年(昭和25年)12月29日:警察予備隊第3管区総監部設置決定 * 1951年(昭和26年) : 1月:宇治に総監部設置 : 4月10日:伊丹駐屯地開設に伴い、第三管区総監部が宇治から伊丹へ移駐〔陸上自衛隊の60年史(3),佐野顕,スピアヘッド,第10号,P88-93,アルゴノート社,2011年〕。後に第7連隊及び(4月30日)第63連隊(特科・姫路)新編 : 5月1日:第3管区隊編成完結、第7・第8・第9の3個普通科連隊基幹〔十八万十三個師団への道 檜六郎 『軍事研究』1985年4月号 P152-165 株式会社ジャパンミリタリー・レビュー〕、担当地域は富山・石川・岐阜・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・香川・愛媛・高知〔。 * 1954年(昭和29年)9月10日:第63連隊を第3特科連隊に改編 * 1959年(昭和34年)12月20日:第三管区総監部が伊丹から千僧へ移駐〔。 * 1960年(昭和35年)1月14日:中部方面隊編成。その隷下に入る。 ;1960年頃の主要編成 :第7・第8・第15普通科連隊、第3特科連隊、第3特車大隊 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第3師団 (陸上自衛隊)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 3rd Division (Japan) 」があります。 スポンサード リンク
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